SIBOとは小腸内細菌増殖症
本来、小腸には大腸と比べるとかなり少ない数の細菌しか生息しないのですが、SIBOの方の小腸には健康な方と比べて10倍近くの特定の腸内細菌が増えているといわれています。
お腹にガスが溜まって苦しくなったことありませんか?
食べたものが腸内細菌のエサになり、異常発酵するとガスを産生させるのでお腹が張ります。
また、未消化物も異常発酵しやすく、お腹が張りやすくなります。
皮膚は内臓の鏡という言葉がありますが、アトピーの人は腸内細菌叢がよくないと思われます。
先ず一番にすることは、よく噛んで食べること。
後は、SIBOの症状を引き起こしにくい食品を食べるようにしましょうとアドバイスされることが多いかもしれません。
といっても、あまり食べ物に神経質になりすぎると消化能力が落ちるし、何より食事が楽しくないですよね。
栄養アプローチとしては、細菌による未消化物の異常発酵を抑制する「消化酵素」、腸内細菌の過剰増殖を抑える「オリーブ葉エキス」、腸上皮細胞のエネルギー「グルタミン」、腸上皮細胞の結合の強化「ビタミンD」、消化管粘膜のターンオーバー促進「ビタミンA」「亜鉛」になります。
また、胃酸の出が少ない方は未消化物になりやすいので、自分の胃酸がどのくらい出ているのかを知っておくために、血液検査をおすすめいたします。
ちなみに、私は生のタマネギを食べるとお腹がはる感じがします。