分子栄養学と私の体験記
分子整合栄養学

年齢を重ねると今までのつけが出てきます

ぱっと見元気そうに見えても身体の中は悲鳴をあげてる

今まで会社の健康診断で「問題なし」と言われていた方が、ご自身は寝つきが悪い、寝が浅い、歯ぐきから出血する、疲れやすい、何となく憂鬱と感じながら過ごされていました。そのような状態が続いているうちに、年々神経が過敏になり脳がおかしくなっていると自覚され休職されました。

外見はお元気そうなので、体調が悪いようには見えませんが、KYBの血液検査をされ、タンパク質不足、エネルギー不足、ビタミンB不足、亜鉛不足などデータから読み取れました。

分子栄養学の視点からみると栄養素が不足していることで、脳が過剰反応し、今の症状が起きていることがわかりました。

メディカルレポート
大元は若い時からの貧血

KYBの血液検査を受けられたのは、閉経されて5年後ですが、フェリチン値が低値でした。お話を聞くと、若い時はお風呂から出るとめまいがするので5分間はじっとしていたと言われました。ご本人さんは、今はめまいの症状がないので貧血は改善されたと思われていましたが、閉経後は貯金の鉄(フェリチン値)は十分持っておく必要があります。

また、若い時からずっと貧血状態だったこともわかります。貧血とは、文字通り血が貧しいということで、栄養不足ということになります。

栄養不足が続くと徐々に身体は壊れて、さまざまな症状として現れるので、どなたにとっても貧血は最優先で改善したいポイントです。

病気ではないけど、疲れがとれない、眠りが浅い、気分が落ち込むなど、すっきりしない日々をお過ごしの方は、先ずはKYBの血液検査でご自身の身体の状態を知っていただけたらと思います。

上部へスクロール