自分の直感を信じて
2024.09.10山陽新聞朝刊の土門蘭さんの文章を読み、私は何故か心が引かれ、Amazonで土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」を購入し、一気読みしました。
本の帯には、「楽しい」や「嬉しい」という感情は味わえるのに、どうして「死にたい」と思うんだろう?カウンセラーとの対話を通して、ままならない自己をみつめた記録。と書かれています。
読んでいると、私の目の前で土門さんがカウンセラーと対話しているような、時には私がカウンセリングを受けているような感覚になりました。
私は死にたいと思っているわけではありませんが、子どものころから「何で自分はこれが嫌いなんだろう?」「何でこの場所に来ると安心するんだろう?」「みんな嬉しそうだけど、私はそこまで嬉しく感じないな!」などと考えることがありました。
この本は事実や感情が素直に伝わってくるので、「何でだろう?」と思っていたことのヒントが私に真っすぐ届く感じがして、心が少し晴れた気持ちになりました。
また私が子どもの時から漠然と、可愛いおばあちゃんになりたいなぁと思っていた理由も自分の過去から見つかりました。
本の中に「過去は受け入れることで蓄積され、今の私を形作る。そして、未来が作られていく。….そういう過去や他者は「お守り」….」という文章があります。
今回この本との出会いで、アトピー児を産んで苦しかったこと、苦しい時を支えてくださった方々、私はたくさんのお守りのお陰で今ここを生きていることを今までとは違う感覚で実感できました。
そして、分子栄養学と私が誰かのお守りになれることができたら幸せだな~と思いました。